vol.37 「まくれる」編
2012年10月 2日
第37回の放送だよ。ほがみしてまくれんやにきーつけないよ。
vol.37 「まくれる」編 テキスト
- おがっち
- 「ぜんぜんまいこぉ~」
ごきげんよう、おがっちです。この番組は島根県松江市のWillさんいんスタジオからお送りしています。
今日のお題は出雲弁で「まくれる」意味は「転ぶ」ということですね。
出演は安来のおじ、浜田真理子、そして私おがっちです。それでは、ぜんぜんまいこ、行ってみましょう。 - おがっち
- はいっ。まくれる、まくれるですね。
- 安来のおじ(以下、おじ)
- は、やっちょうに
- 浜田真理子(以下、真理子)
- ははは、上手いね。
- おがっち
- 出雲弁の発音難しいですよ、まくれる。
- 真理子
- はははは。
- おじ
- 真理子さんも言ってみ。
- おがっち
- 転ぶですわ。
- 真理子
- まくれる
- おじ
- いや、もっと、もっと激しく。
- おがっち
- まくれる。
- 真理子
- あはははは。
- おじ
- ちょっと言ってみ。
- 真理子
- まくれる。
- おがっち
- えっへへ。
- おじ
- いや、かっこつけちょ~。
- おがっち
- へっへっへ
- 真理子
- まくれる。
- おじ
- まくれたことある?
- おがっち
- 転んだことは
- 真理子
- まくれたことあるよ~。
- おがっち
- あるよ~。
- おじ
- どぎゃん時?
- 真理子
- 大人になってからでしょ?
- おじ
- ああ。
- 真理子
- 子どもん時はよう、まくれるが。
- おがっち
- うん。
- おじ
- うん。
- 真理子
- 東京行った時に、東京でまくれちゃってさ。
- おがっち
- あはははは。
- おじ
- うそ!?まくれちゃったの?
- 真理子
- まくれっちゃってさ。
- おじ
- うん。
- 真理子
- レコーディングに行こうと思って
- おがっち
- え、レコーディングのときに!?まくれっちゃったの?
- 真理子
- あの~、ホテルの
- おじ
- まくれちゃったは、転ぶってことだけんね。
- おがっち
- 転んじゃったの?
- おじ
- そいで?
- 真理子
- ホテルを出て。階段で滑っちゃって。
- おじ
- うん。
- 真理子
- で、まくれっちゃってさ。ずずずってなって。
- おがっち
- レコーディングこれからなのに
- 真理子
- そうそう、痛かった。
- おがっち
- あら。
- 真理子
- そんだけ
- おがっち
- そんだけ!?
- おじ
- さ、ハイヒール履いちょった?
- 真理子
- いんや、なんか雨上がりでそれでちょっと階段がぬれちょって。
- おがっち
- 特に怪我もなく?
- 真理子
- うわ~~!!って言って
- おがっち
- また、腹から声がでちょった?ははは。
- 真理子
- はっははは。
- おがっち
- ふいにそうなるとね。
- おじ
- そ~の~、あの~ハイヒールなんか履くことある、君たち。
- 真理子
- ハイヒールはあの~、あれ。ステージ
- おがっち
- あ、真理子さんはステージドレッシーだもんね。
- おじ
- は~ん、あ、そげかね。
- 真理子
- で、よくがくってなっちょう。
- おがっち
- あはは、なるが、がくって。
- 真理子
- ぐきって。
- おがっち
- ヒールの時は結構ね、足首ひねったりする。
- 真理子
- でも、普段はない。
- おじ
- ちょっと、あの~、関係ねけど。
- 真理子
- うん。
- おじ
- さ、ハイヒールとかよく履いちょったヤングの頃とかあった?ヤングの頃にハイヒール履いたりして
- 真理子
- ん~、いや。
- おじ
- イケイケなおねえちゃんな感じだった?
- 真理子
- いんや。全然
- おがっち
- ふふふ。
- おじ
- ヤングの頃どぎゃんファッションしちょった?
- 真理子
- どぎゃんファッションだった...?
- おがっち
- でも、ウエッジソールとか流行ったじゃない、あの頃。
- 真理子
- え~、そんなの流行った?ヤングな時?
- おがっち
- うん、ヤングな時
- 真理子
- どけだ~か?あんまが記憶がない。
- おがっち
- ピンヒールじゃなくて、80年代。
- 真理子
- 1900?80年代ヤングだった?
- おがっち
- ヤングだったよ。
- 真理子
- あ、ヤングだったね。
- おがっち
- ふふふ。
- 真理子
- あたし、だってもう仕事しとったけん、で仕事の時はヒールだけん。
- おがっち
- うん。
- 真理子
- あの~、普段はもうなんかぺっちゃんこのやつとか。
- おじ
- ほ~ん。
- 真理子
- だって、もう腰が痛いがん、ずっとヒールだと
- おじ
- あ~。いや、普段の時のファッションはあぎゃんなんかハマトラとか。
- 真理子
- いんや、あたしもうTシャツとジーパンだった。
- おがっち
- ニュートラ、ハマトラ
- おじ
- もうなんにも流行は追いかけちょらん?
- 真理子
- 追いかけてないと思う、あんまり
- おじ
- し~~ん。
- おがっち
- し~~ん。
- 真理子
- 追いかけちょった?
- おがっち
- 追いかけちょったよ。
- 真理子
- パット入れちょった?肩に。
- おがっち
- 肩にパットも入っちょった、入っちょった。
- おじ
- なにトラだった?
- おがっち
- ハマトラ、ニュートラの方が高かったもん。
- おじ
- ニュートラとハマトラはどげんに違うの?
- 真理子
- あたし、あんま知らん、それ。まだ産まれてない
- おがっち
- ハマトラは浜のファッション、横浜とかね、マリン系なちょっとマリンがはいっちょった。で、ニュートラは
- 真理子
- 十六島のほう
- おがっち
- はっははは。十六島のほう
- 真理子
- ははは、浜のほう
- おがっち
- 浦の方とか
- 真理子
- 浦の方、えともの方
- おがっち
- ははは、えともの方、こいずの方とか
- 真理子
- あはは。
- おがっち
- ニュートラは、ニュートラディションだけん、あの~トラディショナルなんだわね。金ボタンとか、ちょっと
- 真理子
- うわ~、全然着てない、そんなの。なんか、Tシャツとジーパンだった。
- おがっち
- 金ボタンの紺ブレとか
- 真理子
- あ~、そうなんだ
- おがっち
- 流行っちょったよ、あの~巻きスカートでちょっとこういう
- おじ
- 真理子なんかあれ~?ほんなら聖子ちゃんカットもやらんだった?
- 真理子
- 聖子ちゃんカットはしたよ。
- おがっち
- 聖子ちゃんカットの時どんな服着ちょった?
- 真理子
- だって、高校生でしょ?聖子ちゃん時、あら?ふふふ。
- おがっち
- ふふ。
- 真理子
- あたし、高校生だったけん、なんか長いスカート履いちょった。
- おがっち
- うん。
- おじ
- ふん。
- 真理子
- で、きょんきょんが、あの~、なんか最初聖子ちゃんカットだったけど、なんか途中で切ったがん。
- おじ
- おお。
- 真理子
- 真っ赤な女の子みたいな時、それでなんか一緒に切ったりとかした。一緒にってゆ~か
- おがっち
- あははは。
- 真理子
- 一緒にってゆ~か、はは。
- おがっち
- きょんきょんが切ったからあたしも切~ろお。
- 真理子
- 切ろうみたいな
- おがっち
- 聖子ちゃんも切ったけんね、途中で
- 真理子
- そうそう、そうだね、それもあって、だけんそんな全然普通の、体育会系だったし、ジャージとか
- おがっち
- ああ。
- 真理子
- そんな感じでした。野口さんは?
- おじ
- はっ??
- 真理子
- あ、違った。あはは、安来のおじは?
- おじ
- 違うよ。僕は
- おがっち
- トレンディな
- 真理子
- なんだぁ?
- おじ
- トレンディだったよ
- 真理子
- 肩パットの入ったスーツとか着とった?
- おじ
- さ~。吉川晃司
- 真理子
- 吉川晃司
- おじ
- 吉川晃司は着ちょらんかったなぁ。
- おがっち
- DCブランドとか
- おじ
- DCブランド着ちょったよ~。
- 真理子
- うそ~。
- おがっち
- 流行ったが~。
- おじ
- 流行ったよ
- 真理子
- 流行ったね。
- おがっち
- 黒いやつ、黒いやつとか
- 真理子
- 黒いやつとか着ちょった?え~。
- おじ
- 黒いやつは着たことがない
- おがっち
- ワイズだことの
- 真理子
- その時、ロン毛だったでしょ?
- おじ
- いんや、ロン毛はないよ
- 真理子
- ロン毛はない?
- おがっち
- ロン毛っていうか、髪がふさふさしちょう
- 真理子
- さら髪の、なんかさら髪の、角松さんみたいなさらさな時
- おじ
- いんや、そぎゃんときはない
- 真理子
- ちん様とか
- おがっち
- ははは。
- おじ
- ちん様はだいだい変遷がよく似ちょ~けん
- 真理子
- 変遷って...。あ、そ~なの?
- おじ
- いや、パーマかけたのが失敗だよ
- 真理子
- え?パーマかけた?どぎゃん風になった?
- おじ
- 頭皮にパーマ液があんま似合わんかった。
- 真理子
- あはは、かぶれた?
- おじ
- かぶれて。
- 真理子
- マジで?
- おじ
- ああ、たぶん、それが絶対原因だと思う。
- おがっち
- あははは。
- 真理子
- そぎゃん、そぎゃん、強いパーマ液で、今い~やつがあ~けん。
- おじ
- そげ?
- おがっち
- でも、今もうかけるほど
- 真理子
- そげか、そげか
- おがっち
- 今、かけてもねぇ。
- 真理子
- ね、アイパーとかやったことある?
- おじ
- は、あるよ。
- 真理子
- あっそう?
- おじ
- あの~、それはね
- 真理子
- パンチも?
- おじ
- パンチはないけど、あの~ロッドスチュアートに憧れて
- おがっち
- ロッドスチュアート!?
- おじ
- あの、ここの真ん中だけアイパーで立てちょった。
- おがっち
- あはははは。
- 真理子
- へ~。
- おがっち
- おったが、そんな人。おった、おった、ロッドスチュアートみたいな頭の人、中途半端に立ててる人
- おじ
- しゃん、人がよく、だってここの真ん中が立っちょった人、ポッキーとか
- おがっち
- レイジーのね、妙に真ん中の中央の頭頂部の毛が立ってる人、短くして
- 真理子
- 短くして、ああ、それあったね、それ女子もあったね
- おがっち
- なんでそこだけそげん、立っちょうっていう。
- 真理子
- うん、うん。
- おがっち
- 流行っちょったが。
- 真理子
- みんな、全然ダメだったってことだね。
- おがっち
- ははは
- おじ
- ま、終わ~か。
- おがっち
- え?まくれるだったへん?いい?
- おじ
- えだねか。
- おがっち
- リピートアフタミー。
- おじ
- OK!!
- 真理子
- いい、まくれたけん、あたし。切れていい?
- おがっち
- まくれた
- おじ
- まくれた
- 真理子
- まくれた
- おじ
- こんばんわ~、マイクレルジャクソです。
- おがっち
- いや、やっぱそれはマクレガーって言わんといけん。
- 真理子
- あははは。
- おがっち
- ぜんぜんまいこ、この番組はWillさんいんの提供でお送りいたしました。
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