vol.3 「大はいごん」編
2010年3月12日
第3回の放送は、「大はいごん」。さて、どういう意味でしょうか。
vol.3 「大はいごん」編 テキスト
- おがっち
- 「ぜんぜんまいこー」
ごきげんよう、おがっちです。この番組は、島根県松江市Willさんいんスタジオからお送りします。
今日のテーマは「大はいごん」。「大はいごん」というのは、出雲弁で「大騒ぎ」とか「あたふたする」とか「右往左往する」とか、そういう意味ですね。そして、今日のゲストも、毎度おなじみ安来のおじ、そして浜田真理子さんです。それでは、ぜんぜんまいこスタートで~す。 - おがっち
- さっ、今日は「大はいごん」ですぅ~。浜田真理子さん、安来のおじ、よろしくお願いしまぁ~す。
- 安来のおじ(以下、おじ)
- あ~、よろしくね。
- 浜田真理子(以下、真理子)
- よろしくお願いします。
- おがっち
- 「大はいごん」していくよ、あんたやつ!
- おじ
- あの~、そげだね。
- おがっち
- 「大騒ぎ」という意味ですが...。
- おじ
- そげだ。あの~、前回、下品な話題で終わってしまったので...
- 真理子
- ぐふふふふっ。
- おがっち
- なんか、だって、「おべた」話=カンキョウした話になってしまいましたよね、前回。
- おじ
- あの~、今回もうちょっと落ちついて、いきましょかっ。
- おがっち
- いきましょうね。はい。
- おじ
- ふんっ。「大はいごん」ね。
- おがっち
- 「大はいごん」=「大騒ぎ」
- おじ
- 「大はいごん」というとあれですね...、
- おがっち
- 何ですか?
- おじ
- あの~、オオハイゴン アンド ガーファンクル♪なんてお~まして、
- おがっち
- うふふふふっ。
- 真理子
- いや。何だっけ、それ?
- おがっち
- はぁ!?
- おじ
- オオハイゴンとガーファンクル♪
- 真理子
- 全然違わん?それ!
- おがっち
- どっこも近くないよね!!
- おじ
- いやいや、あれが歌っちょ~。
- 真理子
- 何が一緒???
- おがっち
- サイモン=オオハイゴン。「ン」しか合ってないし!
- おじ
- まぁ、そぎゃんことで。「大はいごん」のことってあるぅ?
- おがっち
- 真理子さん。
- 真理子
- 「大はいごん」っていうのは、普通「はいごん」だが?
- おがっち
- 「はいごん」というのが、まぁ~「騒ぐ」とか「右往左往する」ってか、「あたふたする」っていうかね。
- 真理子
- まっ、私、あんま「大はいごん」はさんけんね。
- おじ
- また、おまえ、けぇっ!
- おがっち
- 「おべた」話もないし、「大はいごん」の話もない?
- おじ
- なんか、あのカンチョーすて、カンチョーすかけた人の指が折れたら、なんつって
- おがっち
- 指が折れて「大はいごん」っていうね。
- おじ
- さっき話とらいたが。
- おがっち
- はははははっ。いやいや、
- 真理子
- いやいやいや、
- おじ
- 指が折れたら、痛いよぉ~。
- 真理子
- 一応、イメージとかあるんで...。
- おじ
- 真理子ちゃん、顔が赤いよぉ!
- おがっち
- はははははっ。だから、もう、カンチョウの話に戻さなくていいですから!
- おじ
- そうだねっ!
- おがっち
- 今日は「大はいごん」の話ですから!
- 真理子
- 面白すぎて、ちょっと笑いすぎて、今涙が出た...
- おじ
- 「大はいごん」ね。
- おがっち
- 「大騒ぎ」
- おじ
- 私がね、小学校のときですわ、
- おがっち
- またかよ!
- 真理子
- また、嫌な予感。
- おじ
- いやいや。小学校の机と椅子。頭にちょっと思い浮かべて。
- おがっち
- 机と椅子。はい。
- おじ
- あの~、椅子でねこげやって、キッコンキッコン、カッコンカッコンカッコン...
- 真理子
- どういうこと?後ろに倒れる?
- おがっち
- 椅子をこうね、
- おじ
- あの~、ゆすって
- おがっち
- 自分リス...、へへへっ。リクライニング。
- 真理子
- あぁ~。
- おがっち
- リスライニングだって。
- おじ
- リクライニングというか、ここでちょっとバランスとって。
- おがっち
- 自分でね、バランスをとって、ギッコンバッタン。
- 真理子
- 後ろの脚で、立つ感じでしょ?
- おじ
- えらい!君はさすがに詩人だけん、表現力があるねっ。
- 真理子
- 詩人じゃないけど...。普通に、言っただけです。
- おじ
- いや~、それをね
- 真理子
- 浜田です。
- おがっち
- 言えてません、おがっちです。
- おじ
- あの~、あるかわいい女の子がやっちょったの。
- 真理子
- あ~、嫌な予感!
- おじ
- そげしたらね、あのそのまま、なんと椅子が倒れて、
- 真理子
- 後ろに?
- おじ
- こげに倒れて!
- おがっち
- こげにって、分からんけど。後ろにね、椅子が。
- おじ
- 見える、これ?
- 真理子
- 見える、見える!
- おじ
- ここのね、
- おがっち
- 聞いてる人は分からんと思う!
- おじ
- あぁ~、そげかぁ!!!残念だな、こりゃ。
- おがっち
- 聞いてる人には、見えないと思う。
- おじ
- 椅子がパタッと!
- おがっち
- あっ、つまり後ろ側に椅子がドッと倒れた。
- おじ
- そぉで、ここのところに、
- 真理子
- 脚のところね。
- おじ
- 脚のところに、
- おがっち
- 前方脚のところね。
- おじ
- ケツがはまって、
- 真理子
- え~っ!!!!!
- おじ
- 女の子のかわい子ちゃん!そうで、あのホントに取れんやになって。
- おがっち
- あはははははっ。
- 真理子
- うっそっ!!
- おじ
- いや、マジだよ!
- 真理子
- 今、作っちょ~で、これ!
- おじ
- いや、マジマジ!!そうで、授業中だって、
- おがっち・真理子
- はははははっ。
- おじ
- そうで、ホントに取れんやになって。もう女の子、どげしていいか分からんやになって、もう泣いちょ~がな。
- おがっち・真理子
- あはははははっ。
- おじ
- こんときは、もう学校のクラス中「大はいごん」
- 真理子
- 「大はいごん」だわね。
- おがっち
- 先生も「大はいごん」?
- おじ
- おぅっ。
- 真理子
- へぇ~。
- おがっち
- で、どうさいた?
- おじ
- 覚えちょらんね!
- 真理子
- 引っ張ったの?
- おがっち
- 引っ張って出しただ~か?
- おじ
- 引っ張ったって...。引っ張ったってね。まっ、そういう出来事があったね。真理子さんはどげかね?
- おがっち
- 「大はいごん」の話。
- 真理子
- 「大はいごん」はだけん、あんまりせん。
- おじ
- あ~、きしゃっ!さっぱり。おまえ、ゲストで出てきちょって、も~ちょんぼしなんか。
- 真理子
- あっ、でも子どものときは結構「はいごん」する子どもだったけん、
- おがっち
- バタバタする子ども。
- 真理子
- そうそうそうそう。
- おじ
- ってことは、浜田ハイゴンだった?名前が。
- 真理子
- ぜんぜぇっん、意味が分からん!!何でも言えばいいかと思って。
- おがっち
- 浜田ハイゴンって!
- おじ
- ハイゴンなんてて、どこかの国の首都でなかったかいね?
- おがっち・真理子
- それ、サイゴンだがん。
- おじ
- そうかぁ!
- おがっち
- へへへへへっ。
- おじ
- 真理子さん、顔が赤いよぉ。...あなた。
- おがっち
- ミス・サイゴン。ミス・ハイゴン...。
- 真理子
- ちょっと、おかしい。なんでこんなにつまらん話がこんなにおかしいかがよく分からん。
- おじ
- まぁ~、いいか!
- おがっち
- ということで、「大はいごん」の話、ありがとうございました。
- 真理子
- ねっ、あたしいる?この番組に?
- おがっち
- いるいる!!
- おじ
- ぼくもいる?
- おがっち
- いるいる!!あんたやつ、また来てよ!
- 真理子
- 必要?
- おがっち
- うん!
- おじ
- はんっ。
- おがっち
- そういうことで、それでは出雲弁で「大はいごん」ね。「大騒ぎ」という意味ですけれども。リピート アフタ ミー、オーケー?「大はいごん」
- おじ
- 「大はいごん!」
- おがっち
- 真理子さん、リピート。早!はやはやっ。
- 真理子
- ...「大はいごん」
- おがっち
- オッケー。そういうことで、みなさんもぜひ使ってみてくださいね。ぜんぜんまいこ、今日のゲストは、安来のおじと浜田真理子さんでした。ありがとうございました。では、またお会いしましょう!
- おじ
- ハイゴンとガーファンクル♪
- おがっち
- 「ぜんぜんまいこ」この番組は、Willさんいんの提供でお送りしました。
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